タイ観光省「GW期間含めた5月訪タイ旅行者数」を発表

タイ観光省「GW期間含めた5月訪タイ旅行者数」を発表

バンコク・スワンナプーム空港に喫煙所が設置されたと大々的に報道されている、しかも世界標準に適した施設との触れ込みで。
なんて事は無い、空調設備を完備した分煙室と言う事、日本の主要鉄道駅に設置されている喫煙所と一緒だ。
 
画像の背景を見る限りメインターミナル2F・1ゲート付近に設置の様だ。
今後全部合わせて5室を設置予定との事。
メインターミナル2F(到着フロア)/4F(出発フロア)の各1/10ゲート付近、及び4F・5ゲート付近。

因みに、ターミナル内では既にSAT-1の2Fと3Fに全8室の喫煙所が設けられているとの事。
メインターミナル内には現時点で無し、但し計画ではコンコースB及びDに設置で承認待ちの状態との事だ。

と言う事で、非喫煙者には何の面白みも無い冒頭の話題をお届けしましたw


タイ・ウボンラチャタニで発生したタイ国境警備隊とカンボジア軍との紛争が突然発生した。
既にタイ側はカンボジアと隣接した地域に配置されている国境警備隊を全てタイ王国軍の指揮下にしたとの情報だ。
カンボジア側は速攻国境を封鎖、タイ側も昨日になって突然複数の国境を封鎖し今も1,000人以上が足止めになっているとの事だ。
更にタイ国防大臣とカンボジア副首相による話合いも物別れに終わったとの情報も拡散されている。

ここで部外者の在タイC国大使館が声明を出した「C国は地域の平和と安定を維持するために交渉と協議を通じて紛争を解決する」と…。
二国間の問題に口出しする前に低俗な自国民の教育を先しろ!
この国のお陰でまだまだ一波乱・二波乱ありそうな両国間での問題となりそうだな。

で、ミャンマー地震によるバンコクでの影響以降観光客が減少傾向とされるタイ、今回のカンボジア軍との衝突は影響が出るかな?

国別訪タイ状況(2025.5)

TOP5はいつも変わらない面子だ、多少上位5ヶ国で入れ替わりしているだけなので詳細は省く。

インドは5月上旬にパキスタンとの軍事衝突が起きているが何も変わっていない。
一応建前上として”停戦合意”とはなった両国だが根深い問題故の対立なのでまだまだ先行きは不透明だろう。
インド軍は兵士確保の為の”徴兵制度”を設けているが今の時点では依願兵だけで対応出来ているとの事だ。

そしてウクライナに軍事侵攻しているR国は母国の厳寒期が終わった事でやや低調だ。
それにしても徴兵年齢者に対し”出国禁止令”が出されているR国から何故こんなに多くの人が訪れているんだ?
K朝鮮兵を導入した事で徴兵制が解除されてるのか?

この5月の特徴としては近隣の東南アジア各国からの訪タイが多かった印象だ。
常時首位争いのマレーシア以外でもシンガーポール・ラオス・インドネシアがいずれもトップ10入りしている。
と言っても欧米諸国からの訪タイが極端に減った事で東南アジア各国が多く見えているだけなのだが。

訪タイ旅行者、減少傾向

4月(ソンクラーン期間含む)の訪タイ者数、3月のミャンマー地震での影響がバンコクで大々的に広がった事で訪タイへの影響が懸念されていた。
しかし、蓋を開けて見ればC国人の減少傾向は相変わらずだったが欧米人が増えた事で多少也その穴埋めをしていた。
4月は前年同月比で7%減と言う結果となっていた。
しかし5月は前年同月比で14%の減少、減少率が更に拡大している。

日本はと言うと、パスポート保有率が更に下がり今は17%(6人に1人)になっている様だ。
因みに海外勢での保有率は米国・50%、K国・台湾60%、英国・独国80%とされている。
※K国は一般的に公表されている数値としては40%、正確には60%程度との事だ。更にC国は5%、R国は35%とされている。
こうして改めて見比べてみると、パスポートパワーランキングで2位を獲得している日本のパスポートに何か意味が有るのか不明だなw
現状日本人訪タイ者数はパスポート保有者によるリピート(利用)率が高いと言う状況だ。
これはパンデミック以降顕著に表れている傾向だ、一部の超マニアもしくは旅行フリークにより善戦していると言う結果だ。
とは言え、乾季の訪タイと比べソンクラーンのあった4月以降だだ下がりの日本人訪タイ状況だ。
これはもっと円高傾向にならない限り同じ様な状況が続く感じだな…。

で、C国人の減少傾向の要因は何か?
タイ政府・観光庁などの見解によると「昨年から頻発しているC国人同胞同士による身代金目的での誘拐・〇人事件」「
年明けに発覚したC国人特殊詐欺グループによるC国人俳優の拉致・監禁」「C国政府主導による国内観光誘致政策」と言った要因が大きいとの事だ…。
どれも違うと思うが…、野蛮人が拉致や誘拐を恐れて訪タイをキャンセルするのか?
一番の要因はC国内経済崩壊(疲弊)による要因だろうな。
C国自体が土地も広く人口も多い、海外メディアも全容把握が出来ず更にC国政府が公式発表している数値自体も充てに出来ない。
C国の実態経済が不明瞭な状況なので一概には言えないと思うが、多分的を得ていると思いますw

まとめ

C国は国内経済が疲弊している為これ以上の訪タイ者数は当分望めないだろう。
そしてR国とインドは隣国との紛争を抱えている為、C国同様上積みは厳しいと思われる。
そして
マレーシアとK国は人口が他の国と違い少ないので、やはりこちらもこれ以上の上積みは望めない。
そうなると頼りになるのは日本・台湾、欧米諸国に中東勢といった所だろう。
日本はどう考えても無理だ、為替と賃金がもっと上がらない限り海外旅行者は増えない。
台湾も基本人口が少ないのでマレーシアやK国と一緒。
欧米での春休みシーズンと中東マネーに頼るしかない今のタイ観光産業と言う事だ。

ただ…、当事国のタイもここに来て紛争を抱える事になったからね…。
早目に解決し要らぬ噂の拡散を防いで観光客誘致に力を入れるしか方策がないかな…。

本日もご愛読頂きありがとうございました。