訪タイ旅行者数情報【2025.4月・第1四半期】
- 2025.05.08
- タイ渡航情報

『17週連続でお米価格高値更新』、お米の価格が下がらない事でⅠ首相が激怒してるって本当か?
備蓄米21t放出から2ヶ月以上が経過しようとしている今、小売り・外食産業に届ているのは僅か1・9%との事だ…。
「南海トラフ地震発生の噂で各家庭が買い溜めをしている」「インバウンド需要でお米需要が増えている」「(2024年)8月になれば新米が流通し量・価格共安定する」「新規参入業者が買い占めている」「転売目的で在庫を買い占めている輩がいる」「流通過程で目詰まりを起こしている」「3月下旬には備蓄米が流通し始める」。
そして政府・与党が今度は”全農(JA)”に非難の矛先を向けている様だw
ハッキリ言ってしまえば農水官僚の無能が招いている結果だろ?
経済流通を把握しておらず「ただ備蓄米を放出すれば価格が下がる」と思っていたんだろう。
そしてもう1つの要因が政治家、特に農水族議員による利権確保だろ。
放出備蓄米の94%を落札したとされる集荷業者・全農(JA)、ここが独占的に流通量調整・卸売り価格を決める事は可能だ。
必然的に優先出荷先となる小売業者も「A-COOP」になるんだろ?
何の規制も行わず備蓄米を売り渡している農水省、組織票と利権を手放したくない政治家、その結果お米の流通量は安定してきているが販売価格は下がるどころか上昇している。
ガソリン価格が高騰した当初ある裏金議員が言っていたな「今の価格に国民も慣れる必要がある」と…。
だからお米の価格高騰も慣れろって事か?
賃上げしてもそれ以上に物価は上昇し実質賃金は下がったままの国民所得、無能国会議員と無能省庁官僚の尻拭いは国民がするんだよな萩生田元経産大臣w
タイ観光・スポーツ省が今年4月の訪タイ旅行者数情報の更新を行った。
そう、”バンコク地震”と”ソンクラーン(水掛け祭り)”があった月だ。
タイでの一大イベント”ソンクラーン”、観光回復の起爆剤となったのか?それとも地震の影響が有ったのか?
今回はいつもと異なり4月の訪タイ者数情報に加え第1四半期での情報も合わせてお届けする。
訪タイ旅行者数情報「2025.4月」
C国人は3月30万人を割り込んだが4月は30万人を辛うじて超えた、約318,000人。
年初来大幅な減少傾向となっているとされるC国人旅行客、前年同月と比較し約半数となっている。
一方、首位に返り咲いたのはマレーシア、約360,000人。
3位はインド約206,000人、4位ロシア150,000人といつもの顔ぶれ。
TOP5常連国だったK国は6位に後退、約85,000人。
そして日本は何とTOP10に入るどころか大きく下位に沈み込んだ、何と18位と言う結果だ。
6万人を割り込み約58,000人だった…。
2・3月はいずれも10万人超え、4月はその約半数まで落ち込んだと言う結果だ。
イギリス(5位:約110,000人)・ドイツ(7位:約83,000人)・米国(8位:80,000人)と欧米主要国が軒並み人数を伸ばし好調だ。
東南アジア諸国は減少傾向なのと引き換えに好調な欧米側だ、オーストラリアは10位、フランスも13位となっている。
東南アジア勢は暑い時期のタイを避けたのだろうか?
欧米はまだまだ若干寒さの残る母国を敬遠してタイを選んで来た?
逆に思いの他少ないのが中東系だ、あれ程インド(アラブ系)人街が盛況なのでてっきり多いと思っていたのだがTOP20に入っているのはインド以外では20位のイスラエル(約36,000人)だけ。
一時期、学校の長期休暇を利用し多く訪れていたとされるクエート人、違法改造バイクを乗り回し近隣住民から非難を浴びていたが、元から数千人程度の訪タイ者数なので目立って増減は無い。
トータルとして4月の訪タイ旅行者数は約255万人となった。
前月より約20万人の減少、前年同月と比較しても約20万人減少となっている。
C国が前年同月より約30万人の減少だ、即ち前年比でみた場合全体的にはC国人を除くと約10万人の増という事となる。
例年4月の訪タイ者数は3月に比べ減少傾向となる、乾季から猛暑に替わり敬遠されがちの時期だ。
なので今年は特別地震の影響があったとは考えずらい、例年通りの人の動きだったと言う結論になるだろう。
訪タイ旅行者数情報「2025.第1四半期」
第1四半期が終わりタイ政府は2025年の訪タイ旅行者目標の変更を示唆している。
もちろん要因はC国人旅行者の復活どころか減少傾向に歯止めが掛からない状況だからだ。
昨年C国人旅行者の訪タイ者数は毎月60万人前後で推移していた、しかし今年はその半数に落ち込んでいる。
年明け早々明らかになったC国人俳優の拉致監禁、そしてミャンマーでの特殊詐欺加担による要因は明白だ。
でもそれが本当の要因とも思えない主だ、実は国内経済がかなりヤバイのでは…。
まずはTOP15の発表だ。
C国が辛うじて首位、マレーシアとの差は微妙なまま今後も推移しそうだ。
上位の顔ぶれは普段と変わらない、人口比で見るとマレーシア(3,500万人)とK国(5,200万人)が異常な多さだ。
以外だったのはフランスが9位にランクインしている。
日本は辛うじて10位にランクインしているが実質フランスと台湾を含め3ヶ国で混戦模様と言った具合だ。
寧ろ日本の経済状況と実質賃金動向を鑑みれば健闘していると言って良い程だろう。
恐るべしタイリピーター諸氏達w
残りは16位から29位まで。
流石に南米とアフリカ大陸からランクインは無い。
全体的にはやはり距離的に近い東南アジアと東アジア、欧米主要国が目立つと言った状況だ。
2024年の訪タイ者数は3,500万人。
今年、タイ政府観光庁(TAT)は訪タイ旅行者数の目標を3,600~3,900万人を掲げていた。
一方タイ観光・スポーツ省(MOTS)は4,000万人を目標に掲げていた。
P首相はと言うと「3,800万人という目標が現実的だ」と発言し三者三様の目標だった。
しかしパンデミック前に4,200万人の訪タイ者数を記録した要因は1/4(1,100万人)を占めたC国人旅行者による恩恵だ。
恐らく今期3,500~3,600万人が現実的な訪タイ者数となりそうな予感だ。
まとめ
これでタイ全体が盛り上がるイベントは終わった、残すは各地域でのイベントとカウントダウンだけだ。
パタヤはミュージックフェスティバル位だろうか?
パンガン島ではフルムーンパーティー、チェンマイではコムローイと言ったところか?
どちらにしてもこれから雨季に入り10月までは旅行閑散期となるタイだ、人込みを避けて訪れるには持って来いの季節だ。
このままC国人が大人しくしてくれていればの話だが…。
本日もご愛読頂きありがとうございました。
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