『金利のある世界』『物価安定目標2%』に取り組みたい日銀・植田総裁、0.50⇒0.75%への利上げを行った。
一方『円安を背景に輸出好調を維持』『低金利を盾に内需拡大を図りたい』高市政権にとって利上げは反対だっただろう。
そしてその結果、利上げ後も引き続き円安が進む事となり軍配は高市首相に。
市場関係者は高市首相による経済対策に期待していると言う事か…。
そして、来年度予算の診療報酬を巡っては大幅な上積みをしたい厚労省、その一方で支出を抑えたい財務省の攻防。
高市首相の鶴の一声で+3.09%増で決着となり厚労省に軍配。
+3%増は約30年ぶりとの事だ。
「国交省に借金の一括返済」「診療報酬の引き上げ」、そして補正予算と来年度予算案ではメディアを使い”前年同”で先行リークも尽く失敗に終わった財務省による画策。
霞が関で絶大なる権力を握っていた財務省も最早高市政権の前では面影無しだな。
天国の安倍元首相と森永卓郎氏もさぞ喜んでくれている事だと思う。
高市首相に嫌われ財政を知り尽くした片山大臣をトップに鎮座させられ身動きの取れない財務省、いよいよ解体も現実味を帯びてきたなw
え~と…、今回の記事はまたかなり前の話だ。
下書きに埋もれていた記事を掘り出して完成させた次第だ、申し訳ない。
金融機関を装った詐欺、横行している様だね~。
未だに月に1~2度くらいの頻度で金融機関から注意喚起のメールが送られてきている。
でそんな最中、主の元にも金融機関から直接連絡がほしい旨のメールが届いた、「海外送金について」と言ったサブタイトルと担当者名まで指定してだ…。
主の元にもいよいよキター!金融機関を装った詐欺だー!
Table of Contents(目次)
「海外送金」世界標準規格への変更
まず本題に入る前に「海外送金」の扱いについて金融機関(メガバンコク)から利用規約変更の連絡が来ている。
「世界の金融機関で持ち入れられている国際規格ISO20022の導入をするに至り、2025年11月以降、現在登録されている海外送金先(受取り側)登録口座への送金が不可となる。」
「新たな規約に基づく送金先情報の事前登録を行い、そこへのみ送金が可能になる。」
と言った内容です。
今まで受取人側の情報として口座名義・口座番号・BIC(SWIFT)コードの情報だけで相手先に送金が可能だった。
しかし今年の11月以降からは、上記以外に更に受取人側の口座情報に住所情報の登録が必須になったと言う事だ。
要は「特殊詐欺」「マネロン」と言った違法行為によるおカネの流れを防ぐ為の措置と言う事だろう。
メガバンク利用者は注意されたし。
そしてここからが本当の本題w
まず最初にお伝えしておきます「詐欺に引掛った」では有りません、正規の金融機関からの連絡でした。
それにしてもこのタイミングでね…。
金融機関からの連絡
金融機関からの注意喚起メールでは「電話口で暗証番号をお聞きする、または入力を求めると言った事は絶対有りません」との触れ込みだ。
そして下記の内容は実際に主が受け取ったメールでの一文を抜粋したものだ…
お伝えしたいことがございます。お手数ですが、至急下記までご連絡をお願いします。
【○○銀行外国送金受付サポートダイヤル】
0120-✕✕ー✕✕✕✕(フリーダイヤル)
<受付時間> 平日 9:000~17:00(12/31、1/1~1/3、5/3~5/5は除きます)お電話をいただきました際には、キャッシュカードに記載の「店番号・口座番号」または○○銀行の暗証カードに記載の「契約者番号」のどちらかと「第一暗証」でのご本人さま確認をさせていただいております。
お手数ですが、お手元にキャッシュカードまたは○○銀行の暗証カードをご用意の上ご連絡いただきますようお願い申し上げます。
これってメチャクチャ詐欺じゃん、電話口に暗証カードまで用意しろって書いてあるしw
あっ!因みに海外からフリーダイヤルへは掛けられません、一般電話への通話しかできません。
奏功しているとスマフォに着信が…、まず知らない相手から電話が掛かって来た場合もちろん放置の主です。
今のご時世であればこれは誰もがやっている事だと思います、いきなり電話に出る事はせずまずネットで情報を確認し折り返すなりをする様にしています。
特にここの所”+1”からの着信が非常に多い、しかも日本の電話番号宛てにだ。
そして着信(一般電話)のあった電話番号情報をネットで確認すると「○○銀行サポートデスク」と表示されてます!
「あちゃ~大事な電話だったかな…」、でもこっちから電話すると国際通話料金掛かるしな…、と言う事で放置w
次の日、再度着信があり無事に電話に出る事が出来ました。
ところで何があった?
さて、ここからが本当の本題だw
実はこのメールと電話を受け取る1週間程前に海外送金の手続きをしていた。
でその際に、今までの送金先とは異なる新たな銀行口座情報を登録(ISO20022順守)し送金手続きをしていたのだ。
そしてやってしまった…、SWIFTコードを間違え他行のコードで登録していたw
と言う事で、受取り側(誤った)の銀行から「こんな口座情報無いから受け取れないよ、もう一度確認し英文で回答書を送って」と言う事になっていたらしい。
で、日本の金融機関から大至急連絡が欲しいと言う旨でのメールと電話だった次第だ。
でだ、ここに至るまでに実は起きていた、電話口で「本人確認の為、発信音の後に暗証番号を入力して下さい」と…。
これ、電話に於けるコンピューター対応では無く全て有人での電話対応だからね…。
ネットで調べた電話番号情報で掛かって来てるから問題は無い筈…、でも今世間では実在する警察署の電話番号を使った詐欺も横行していると聞いている…、悩む…。
詐欺を疑いながら…、疑心暗鬼になりながら…、悩む…、ピポパポピ…。
まとめ
と言う顛末でした…、だがしかし、まだ終わらなかったw
と言うのも、①日本国内銀行⇒②中継銀行⇒③タイ受取り側銀行(登録情報違い)と言う海外送金の流れの中で最後③で止まっていた。
なので、海外送金したおカネを一度日本側の銀行に戻す必要がある。
「英文での回答書と送金を戻す手続き」は全て日本の金融機関側がやってくれるので別に問題は無い。
しかし”海外へ送金”、更に”海外から日本へ再送金”と言う2つの送金手続きが発生した事でそれぞれ手数料が発生していた、もちろん送金先登録情報を間違えた主側の問題だ。
という事で、今回海外送金をする上で無駄に2回も手数料を取られてしまった次第だった…。
幸いだったのは、トランプ関税が話題になり一時日タイ両替レートが高値になっていた時を狙っての話だ。
とは言え、結局両替差益も無駄な手数料でフッ飛んでしまった訳だが…w
本日もご愛読頂きありがとうございました。

